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吐く息も白く、真っ白な雪が舞う季節がやってきました。白雪姫は雪のように白く美しいからその名がつきましたが、日本でも美人をほめる時、「明眸皓歯」（めいぼうこうし）という言葉を使います。これは瞳が澄んで、歯が白いという意味。昔から白い歯は美人の条件だったのですね。
ハリウッドの映画スターやスポーツ選手も特に歯に気を使っています。イチロー選手は一日五回以上歯みがきするそうです。
ところで、歯の変色には外的要因と内的要因の二つがあります。
まず外的要因。食品に使われている着色料やたばこに含まれるタールなどがあります。日常的に飲まれているお茶のタンニンや紅茶、コーヒーやジュース類もそうです。タンニンはカルシウムや鉄などの金属イオンと結び付きやすく、いったん歯の表面に沈着すると、なかなかとれません。
でもこのタンニンやカテキンなどのポリフェノールは高血圧、動脈硬化、動脈硬化を原因とした脳血管障害、心臓病、ガンなどを予防することがわ分かってきました。ですから、これらの食品を食べないというのは無理な話です。そうなると、やはり食べたら磨くことが大切となります。
次に内的要因。薬の服用や歯の神経の死などによるものがあります。歯の表面を覆うエナメル質は、肌の色と同じで日本人は黄色系に分類されますから、極端に黄ばんでいない限り心配する必要はありません。しかし、正しいブラッシングができていないと白い歯を保つのは大変です。
定期的に歯科医院で着色を取ってもらい、歯の表面をつるつるに磨いてもらうと、その後の汚れがつきにくくなります。美人の第一歩は歯科医院からかもしれませんね。
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